電動マウンテンバイクでリム打ちパンク!リム修正とパンク修理で復活

電動マウンテンバイク(SPECIALIZED LEVO SE)が納車されてまだ3ヶ月ですが人生初のリム打ちパンク(後輪)を経験しました。

パンクの舞台は奈良県の「矢田山遊びの森」、自宅から軽く300キロほど出かけた場所でした。

ただ、運が良かったのは矢田山を走り終えて駐車場に戻る直前でパンクしたってことです。

駐車場の手前で”30センチほどの溝”を飛び越えて(失敗して)のリム打ちパンクなので山遊びは終了してました。

※矢田山遊びの森に行った人なら「あそこかな?」と分かるかも。

今回のリム打ちパンクの最大の原因は溝を飛び越える際にリヤショックがロック状態だったこと。

そりゃ飛べないし後輪をコンクリートの角にヒットした時に衝撃吸収もできないので当たり前です・・・(反省)

まずはリム打ちパンクをカンタンにご紹介。

リム打ちパンクとは

リムとはホイールのサイド部分で、タイヤとホイールが接してるところです。

自転車を真横から見た時に見えてるホイールの横部分がリムってイメージ感じです。

コンクリートの角や角ばった石に自転車のタイヤがぶつかることでタイヤが衝撃を収めきれずにホイールにまで衝撃が伝わることで発生します。。

硬いものに打つかった衝撃でアルミ製のホイールが曲がる現象です。

チューブを使ってるタイヤならリムが少々曲がってもエア漏れはしませんがチューブもろとも傷ついてパンクすることが多いようです。これが通常のリム打ちパンクです。

少し曲がってます・・・

リム打ちパンク

で、僕の電動マウンテンバイクはチューブレス仕様で乗っているのでチューブの心配はありませんが、タイヤに1センチほどの切れ目が入ったこととリムが曲がって隙間ができたことで一瞬でエアが漏れてパンクとなりました。

リム打ちパンクを自分で修理する方法

幸いにもリムの曲がりは片側だけでしかも内側に5ミリほど広がっていたくらいで自分で修理ができました。そしてタイヤも穴を塞いで使えるようになりました。

リム打ちしたリムを修理した方法

外側に膨らんだリムをモンキーレンチで挟んで4~5回に分けてグイグイと内側に曲げてみたらあっさりと直りました。

安いモンキーレンチで問題ないですが短いやつや軽量タイプだと使いづらいです。

僕が使ったのとほぼ同じサイズがこれです。

↓で、直った様子がこちら。リム打ちしたリムを修理した

もちろん目を凝らしてチェックをすればどこを修理したか分かる程度の跡はありますが大事なことはチューブレスでも再び使えるかどうか?です。

そこでタイヤを外す際に事前に抜き取っておいたシーラント(チューブレスなら必須の液体)を再利用し、新車時に装着されていたLEVOの標準タイヤを組んでみました。

マウンテンバイク シーラント再利用

ジップロックに移しておき、新品タイヤを9割組んだところで隙間から注ぎました。こぼさず済んだのらラッキーです。(タイヤレバーは無難に3本使いました。)

ドキドキしながらタイヤに空気を入れるとなんとエアもシーラントも漏れずにチューブレスで組めました。

リーボSL標準タイヤ

これでホイールの復活を確認できました。

ここまでの流れです。

  1. パンクしたタイヤを外す
  2. 残ってたシーラントを抜き取って保管
  3. 別のタイヤにシーラントを入れて組み直す
  4. 空気を入れて漏れがないか確認
  5. OKだった!

ここでふと思ったのが「パンクしたタイヤの穴を塞いでチューブを入れたらまだ使えるんじゃないか?」という考え。

見た目もタンサイドで気に入ってたし、1本9,000円くらいするのを3ヶ月で処分する勇気がなかったのでパンクしたタイヤも修理してみました。

切れ目が入ったマウンテンバイクのタイヤを修理した方法

マウンテンバイクの中央付近でごついブロックの付け根あたりに縦に1センチほどの切れ目が入ってましたがタイヤの裏側は繊維がしっかり残って穴の場所が分からないくらいでした。

そこでチューブのパンクを修理する時に使うパッチとのりのセットを使い、タイヤの裏側にパッチを貼りました。

マウンテンバイクのタイヤの穴にパッチ

これでタイヤの切れ目が広がらなけれまだまだ使えることになります。(追記、その後も問題なく走れてます。)

↓使ったのがコレ

このタイヤでチューブレスにするのはリスクがあるので新車時にもらっておいた純正チューブを入れて組んでみました。

マウンテンバイク サイドタンと通常タイヤ

結果、タイヤの切れ目も広がりがほとんどなく空気圧1.8kgといつも通りの空気圧を入れることができました。

※タイヤのビードを上げるために一時的に空気圧3kgまで上げてパンッ!とハマったことも確認しました。

まったく普通に乗れるように復活はしましたが、リヤタイヤとはいえパッチ修理したタイヤなので酷使するのは避けてポタリングやコンディションの良い土道のみで残溝を使い果たそうと思います。

リム打ちパンクでチューブラーにした

リム打ちパンクは対策できるらしい

今回は調子にのって溝を飛び込えようとしたのがリム打ちパンクの原因だったので同じパンクはまずしないとは思いますが、念のために調べてみるとリム打ち防止のためにタイヤにスポンジ?を入れる対策があるそうです。

安いものだとこれ

 

高額品がこれ

安いと重く、高額品だと超軽量らしいです。

あと、このインサートを入れたうえにシーラントも入れてチューブで組むのは素人では難しいようです。

素人がやるとシーラントが隙間から吹き出して大損したりタイヤをハメられないというリスクがあるとか。

 

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